普門寺について
由来
当山の由来は、今から約1300年前(白鳳元年)のある不思議な出来事に拠っている。
当時、この辺りには海岸線が広がっていた。夜毎海上に光るものがあり、村人は光の正体について様々な憶測をたてるも、その正体はなんなのか分からずにいた。
壬申二月十一日のこと、村に住む、一人の老人が夢を見た。夢の中で、老人は海上に光るものの源を見極めようとしていると、光は次第に海岸に近づいてきた。その光るものは「慈眼視衆生、福聚海無量(じげんじしゅじょう、ふくじゅかいむりょう)」という観音経の一説を唱えていた。
驚いた老人が頭をたれ合掌すると、その光は観音菩薩の姿となり「御堂を建て、我を祀れ」と言う。夜が明け、老人が海岸に出てみると、果たせるかなそこには一体の観音像が漂着していた。
慈悲深い老人は、お告げに出てこられた観音様は、この像であったかと思い至り、お堂を建立することとなる。そのお堂が、今日の当山、普門寺の始まりである。
特徴
知多四国八十八ヶ所
三番札所
知多四国霊場とは、この知多半島にある霊場巡礼で、弘法大師(空海)にゆかりのある寺院が集まった88か所を一周する順路を取っています。
普門寺はその三番札所となります。昨今は全国から多くの人々が訪れるようになりました。
観音菩薩巡礼
十一面観音
十一面観音を祀る普門寺は、観音菩薩巡礼地のひとつです。尾張三十三観音 五番札所、そして知多西国三十三所 二十七番札所となります。
山門をくぐって左側にある観音堂へお参りください。
大府七福神 大黒尊天
大府市では毎年1月末の日曜日、七福神が祀られているお寺を巡る「大府七福神めぐり」が開催されています。
普門寺では開運招福、商売繁盛の神様「大黒尊天」を祀っています。
御朱印
仏さまにお参りしてから、参拝の証としてご朱印をお受けください。
納経所にて、ご希望の御朱印をお伝えください。
概要
山号寺号 | 海雲山普門寺 |
---|---|
宗派 | 曹洞宗 |
創建 | 白鳳元年(西暦673年) |
開山 | 雪山寿盛大和尚 |
所在地 | 〒474-0011 愛知県大府市横根町石丸95 |
TEL | 0562-46-0164 |
FAX | 0562-46-5396 |
参拝時間 | 7:00~17:00 |
普門寺は誰にでも開かれたお寺です。
心を込めてお出迎えいたします。
樹木葬・永代供養・ペット供養について、生前のご相談も遠慮なくお尋ねください。
ご連絡は下記のお電話、またはファックスまで。(受付時間 7:00~18:00)
- TEL.0562-46-0164
- FAX.0562-46-5396